2005年10月前半
マルケのワクチン注射の日。一番乗りだったので、すぐ診てもらえた。今日は、8種混合ワクチン。前回が7種混合ワクチンで、次回は6種混合ワクチン。次回で、今年のワクチン注射は終わるとの事だが、なぜ数回も打たなくてはならないのだろう。子供の頃、実家では犬を飼っていたが、狂犬病くらいしか打たなかったように思う。裏庭で離し飼いだったから、下の世話もいらなかった。
その点、マルケは手が掛かる。室内犬を飼うのは初めてなので、分からないことばかり。大変だろうな、とは漠然と思っていたが予想以上に手が掛かる。爬虫類をペットにする人が増えているとニュースでやっていたが、蛇などは吠えないし臭わないので飼うのが楽らしい。蛇嫌いの僕には、理解不能だが丸まってひざに乗っている姿が「愛らしい」のだとか。人間の心理とは不可解だ。
マルケは注射も嫌がらず、泣きもしない。獣医さんからも、おとなしい子だと誉められた。が、注射後しばらく様子を見るのだが、問題がないか女医さんが抱き上げて診察しようとしたら、何故か暴れ始めた。手を噛みそうになったので、女医さんに少々手荒に叱られたのが恐かったらしく、僕のひざの上でオシッコをもらした。何が、気に入らなかったのだろう。それまで、おとなし〜くしていたのに・・・。
明日は、我が娘の運動会。お弁当の具材を買いに、府中の伊勢丹に行く。丁度、今イタリア・フェアをやっているので、生ハムでも買おうと思った。生ハムは、18ヶ月のパルマ産がグラム1500円。130グラムくらいをスライスにして販売していた。グラム1500円なら、和牛の上物が買える。店頭で切っていたので、切りかけの塊なら安くなるかなーと思い交渉する。だが、3キロ以上あったので諦める。ふと見ると、脛に近い所のブロックが置いてあったので、「これ何ぼで買える」と交渉再開。1.2キロくらいの塊だったが、「6000円で良いです」とのこと。グラム500円にまで下がったので、もう一押し「税込みにして」。
僕も、生ハム扱っているので大体の相場は知っている。18ヶ月のパルマ産ならメーカーや輸入元で異なるが、平均すると入り値でキロ3500円くらい。業者への売値はその倍くらいだから、市場価格は更にその倍でキロ14000円前後が相場だと思う。それからすると、グラム1500円は高い部類に入るが、グラム500円なら業者の入り値よりも安い。半端な部位だったので安くしてくれたのだろうが、良い買い物をした。
その他、イタリア・ワインを数種類試飲して帰った。
娘の運動会。今日は、H酒店の酒の会と純米酒フェスティバルもある。純フェスにも行きたかったが、さすがに娘の運動会に行かない訳にはいかない。義父も来ると言うので、迎えに行く。
今日は、10月とは思えないほど暑かった。運動会日和と言えなくもないが、気温高すぎ。例年、場所取りが熾烈なのだが、今年から場所取りの時間制限が設けられた。校庭に入れる時間が当日の早朝からになり、前日の場所取りは撤去されることになった。我が家は、どこでも良い派なので、のんびりと出かけたが、この暑さは想定外だった。
日陰はすでに一杯で、日向しかない。僕らでもきついのに、高齢の義父の体調が心配だった。しばらくしてから、PTAの世話人さんが、通路の拡張工事を始めた。そのため、日陰のところに猫の額ほどの空きスペースが出来たので、速攻で押さえた。日向と比べて各段に過ごしやすくなった。これで一安心。
早朝の場所取りには午前4時くらいから校門の所に並んでいた模様。馬鹿っじゃないの、とも思うが、それなりに早く来るべきだな、と思った。お昼は、体育館で食べた。去年はガラガラだったのに、今年は満員御礼だった。やはり、暑かったからだろう。何はともあれ、無事に終わった。義父も喜んでいたから良かった。
疲れたので、晩御飯は「豊年」に行く。「クエ、鮪中トロ、石垣貝、蛸、スルメ烏賊」の刺身盛り合わせ、鱧の湯引き、フジツボ焼き、焼き鳥を肴に、「縁(えにし)」お湯割り等を飲む。この店の魚介類は、この辺では最高に美味しい。今日も、楽しんだ。
ワクチン接種したあと、2週間は散歩に行けないためストレスが溜まるようで、マルケが暴れる。最近は、おトイレを倒すのが日課? になってしまい、トイレが出来ない。妻が帰宅するとウンチまみれでゲージが恐ろしい状態になっているようだ。日中、誰も家にいないため遊んであげられないから仕方ないが、どうしたもんか? マルケの存在が我々のストレスになるのでは、ペットを飼う意味がない。人間側の身勝手な言い分なのだが、困ったなー。
お取引さんと「おかげさん」に行く。藁で炙った鰹の叩きを始めたので、早速食べに行くことにした。鰹の腹、背、ハラスの3種類を藁で炙って叩きにする。高知の飲食店で玄関先でやっているのをみたことがあるが、普通は外でやるわな。それを、ここではオープンキッチンのコンロのところで、中華鍋にアルミフォイルを被せてやっている。都内でこんなことをやっている居酒屋も少ないだろうなー。
藁さんは偉い。ただ炙るだけでなく、香りもつく。神ちゃんは炙る前に塩を振っているので、炙った後はなにもしない。ポン酢醤油が出されるが、塩味がついているのでそのまま食べた方が香りを楽しめる。僕としては、炙った後に塩を振って叩いてほしいが、まあ良いか。
鯖の塩麹焼きも用意してくれていた。鯖に塩麹をまぶして、コンロの上に吊るしてある。鰹を藁で炙るたびに煙で燻されているものを焼いた。これも、酒に合う。その他には、定番のおでんや茶漬け用のイサキの練り胡麻漬け(これはサービス)など。
酒は、お燗で「奈良萬」「田从」「冽」、冷酒で「亀泉」「佐久の花」。燗酒も美味しいが、「佐久の花」が良かった。
三連休の中日。少し遠出をしようかと思ったが、中央高速が渋滞だったのでやめた。肩凝りがひどいと言う妻を「いこいの湯」に送り、僕は娘とデパートの「北海道物産展」に出かける。その前に、昨日フロントのウインカーをぶつけたので日産のサービスセンターに持って行く。ぶつけた衝撃で取れてしまったが、はめたら入ったので大丈夫だとは思ったが念のため見てもらったが、「外れただけなので問題ないです」との事で一安心。
物産展は試食が出来るので好き。「鰊の酢漬け」「鯖の昆布〆」「北海道ラーメン」「チーズケーキ」「烏賊しゅうまい」「帆立しゅうまい」などなどを娘と食べ歩く。北海道なのに岩手の山葡萄ジュースなどもあった。駅弁も何軒かあり、魚介類てんこ盛りで美味しそうだった。ラーメンが安かったので買い、チーズケーキが美味しかったので買った。本鮪の解体ショーもあったが、あまり人気はなかった。カマがあれば欲しかったが、2000円と言われたので止めた。ちょっと高い。
妻を迎えに行き、帰りに園芸店でラベンダーとローズマリーの鉢植えを買った、妻と娘が玄関先に植えていた。僕は、昨日買った雑誌にポテトの塩焼きのレシピがあったので真似して作る。男のアウトドア料理だから、シンプル。芋を大蒜(にんにく)とレモンで45分くらい茹でてから取り出し、別の容器に入れてオリーブオイルを少しかけてローズマリー(玄関先からもいできた)を入れ塩を多めに振ってオーブンで35分くらい焼いて出来上がり。
写真はイマイチ写りが悪いが、見た目はとても美味しそうに出来た。何故、レモンを入れるのかは不明。なくても良いような気はする。味は、芋がふっくらホクホクで美味しかった。本当はダッチオーブンで作るのだそうだが、オーブンに入る鍋なら何でも良いよう。ローズマリーと芋は合います。簡単だけど美味しい、芋好きにはお勧め。
1週間振りの更新。今年に入ってから滞りがちだったけど、引っ越してから拍車が掛かってしまった。理由は、物理的かつ心理的なもの。前は、フラットな居住空間で平行移動しかなかったのに、現在は縦軸方向への移動が加わった。2次元から3次元にヴァージョンアップしたのは良いが、以前は食事をしながらでも振り向けばキーボードが叩けたのが、現在は地下室にPCがある。地下室は夫婦の寝室なのだが、乳離れできない娘(小学校2年生だよ)が妻と一緒に寝ているので、僕は2階の娘の勉強部屋で寝ている。1階のダイニングで食事をして、地下に降りてPCを叩き、寝るために2階まで移動するのが面倒臭いのである。飲んでるから余計に面倒さが増す。なので、休みの日しか更新できなくなってしまった。
以上、言い訳でした。
前にも書いたけど、「梅酒」が密かなブームのようで、入手困難な「幻の梅酒」まで出始めている様子。これまで、梅酒を製造していなかった日本酒のお蔵さんも新商品で梅酒を出す所が増えたよう。
酒類を販売用に製造するには「酒類製造免許」が必要になる。この、「酒類製造免許」は、製造する品目毎に取得しなければならないから、例えば清酒の製造免許を持っていても、焼酎は製造できない。「梅酒」は、分類上「リキュール類」になるから、「リキュール類」の製造免許を持っていないお蔵さんは、「梅酒」を製造・販売することは出来ないことになる。それで、造りたくても造れないお蔵さんもいるようだ。
では、家庭用に梅酒を造る場合は、酒税法に「みなし製造」(第43条)という項目があり、その特例として「消費者が自己の消費のために酒類に他の物品(酒類を除く)を混和する場合」を除くとされている(混和する物品にも規定がある)。ようするに家庭で自己消費する目的ならば認められている(参考:http://www.nta.go.jp/category/sake/01/qanda/06/32.htm)。販売したら駄目だけどね。
しかし、ここに盲点があった。「酒税法施行令」と言うものがあり、第50条10項に「当該混和前の酒類(管理者注:梅等を漬けるアルコール類のこと)は、アルコール分が二十度以上のもの」と規定されている。通常の日本酒は20度以下だから、「リキュール類製造免許」を持っていない家庭で造った「日本酒で漬けた梅酒」は、「酒税法上違反」になり「5年以下の懲役、もしくは50万円以下の罰金」が科せられます。
びっくりー。これまで、何度となく日本酒で漬けた梅酒の美味しさを語ってきましたが、暗に犯罪行為を勧めていたことになります。僕のせいで、20度以下の日本酒で梅酒を造られた方がおられましたら、この場を借りてお詫びいたします。
昨日の続きで、梅酒などを作る際に混和するアルコール度数を20度以上にしているのは何故か? 「志太泉」蔵の望月君がWEBサイトで含蓄のある考察をしている。酒税法で言う「酒類」は、1度以上と規定されている。市販されているビール製造キットも、取説どおりに作れば1度以下になるので「密造酒」にはならないから認められている。
ワインなどは、ブドウに付いている野生酵母の働きで勝手に発酵が始まってアルコール分が13度くらいになるのだが、梅にも野生酵母が付着している。この酵母の働きで混和された「梅酒」の度数が1度上がれば、それは当然「酒税」対象となる。が、一般家庭で作られる梅酒の度数をいちいち計るほど国税庁も暇ではないはず(たぶん)。
お上としては、大切な財源である「酒税」を、「梅酒」ごときに邪魔されるわけにはいかない。そこで、「混和前の酒類を20度以上」とする意味が出てくる。酵母はアルコールを造るくせに、アルコール耐性が弱い。自身で生成したくせに、アルコール度が上がると死んでしまう。混和するアルコールが20度以上あれば、梅に野生酵母が付いていても活動する前に死滅できるであろうから、度数が上がることを避けられる、と国税庁さんは考えたのであろう。と、望月君は考察しているのだが、僕もなるほどなー、と思った。
ちなみに、「ぶどう(やまぶどうも含む)」が、混和してはいけないことになっているのも、アルコール耐性は酵母の種類に拠って異なるから、ぶどうの野生酵母がアルコールを生成する可能性が高いからなのではないかと、僕は想像している。たかが、「梅酒」なのだが、お上にとっては「されど梅酒」なのだろう。
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