2005年8月後半
今日から夏休み。祖母の初盆のため、岩手まで墓参りツアーに行きます。日程は、
初日:福島・喜多方で「奈良萬」蔵訪問。夜は、「奈良萬」蔵さんと「天明」蔵さんで「馬シャブ」の宴会。熱塩温泉泊。
2日目:宮城・秋保温泉泊。母親と合流。
3日目:宮城〜岩手・墓参り〜那須。テンゲル泊。
4日目:那須〜帰宅。
3日目が少しハードスケジュール。墓参りにかこつけて、家族旅行することにしました。そこに、僕の趣味のお蔵さん見学を含めたわけです。旅行の詳細は、後ほど旅行記でアップします。
先程、東北ツアーから帰宅。
2日目に仙台沖地震に遭遇しました。高速を降りて仙台のアウトレットで買い物をしていた時にグラグラーっと来ました。幸い、建物が新しかったためかパニックになるような揺れではなかったので、買い物を続けお昼を食べて旅館に入りました。
地震の被害も少なく、たいしたことないだろうと思っていたら、東北新幹線がストップしたまま、復旧しない。合流するはずの母親を乗せた新幹線は上野を出てすぐに止まってしまい、ノロノロ運転で小山駅に着いたらそこで足止め。場内放送は「席を立たないでお待ち下さい」と言うだけで、状況はよく分からなかったらしい。
テレビのニュースでも復旧の見通しが立たないというばかりで、どうなるのか分からない。結局、午前3時過ぎに旅館に着いて合流した。14時間以上、閉じ込められていたようで疲れ果てていた。
それでも、合流できて良かった。翌日、予定通り墓参りをして、栃木・那須へ向かう。
昨日の地震の影響か、那須に着くまで3回渋滞にはまった。チェックインに間に合うか不安だったが、何とか予約していたテンゲルに辿り着く。ここは、モンゴルの移動式テント(ゲル)を使った宿泊施設で、娘が喜ぶと思って予約した。思った以上に快適なところで、食事も美味しかった。
帰りは、渋滞を避けて早めに帰ろうと思っていたが、せっかく那須高原にまで来たのだからと思い、午前中は遊ぶことに方針を変更。わんわんランドで犬と戯れ、ハーブ・ガーデンでハーブ石鹸を作ったりして遊ぶ。2時頃に高速に乗ったら、渋滞があり更に大泉から谷原の交差点を環八に入るまでに約1時間。往路は順調だったけど、帰路は渋滞だらけだった。やはり、東京に向かうのは、大変だ。
疲れて帰宅したのと、母親が泊まるので外食。地元で魚介類が一番美味しい「豊年」に連れて行く。僕の食道楽は、母親譲りなので、我が母も美味しいものにうるさい。特に魚介類は、美味しいものを食べ慣れているので、なまなかなものでは満足しないが、この店は気にいったよう。
刺身は、鯒(コチ)、アオリイカ、赤貝、鮪大トロ、鮪赤身、秋刀魚、岩牡蠣、鯵、ナメロウ、生海胆、フジツボの焼き物に串物。どれも美味しかった。少々お高かったが、母が我が家に泊まるのも滅多にないので良いや。
犬を飼うことに決めたので、ペット・ショップに行く。イタリアン・グレーハウンド(通称イタグレ)がお気に入りなのだが、近所で売っていないと思っていた。南大沢のショップにも表に出ていなかったので、駄目元で「イタグレ扱ってます?」とショップのお姉さんに聞いたら、「裏にいますよ」と持ってきてくれた。この店はオープンして5年くらい経つが、イタグレの入荷は2匹目との事。これは「運命の出会いだ!」と、思って予算はオーバーしたが、買うことにした。
ブルーの雄犬で、名前は考慮中。あと、1週間位で我が家の一員になる。楽しみだ〜。
さて、夏休みも終わり出勤だが、休みボケで社会復帰できない。が、適当にお茶を濁す程度で仕事をしていれば、何とかなるもの。我が社のような個人商店は、ボス自身が休みボケしているから、それで良いのだ。特に、最近のボスは経費を使い込むことに熱を入れているようで、ふと経理のオジさんの机にほうってある領収書を見ると「5万数千円」の飲食代が数枚。一体、どこで何を食べればこの値段になるのか? とても興味はあるが、聞くわけにもいかない。
我がボスは、自称グルメだが、実際は味覚音痴の見栄っ張りだから、恐らく女性絡みで散財したのだとは思う。しかし、相手は、ボスのことを紐の緩いお財布くらいにしか思っていないから、ただの馬鹿である。本人は、それに気付いていないし、困ったことに相手が自分に気があると本気で思っている。
更に最近は物忘れも激しく、ボケも進行している。判断力も低下しているから、我が社の将来はとても暗い。はやく、新しい働き口を見つけないと、マジでやばそう。住宅ローンもあるし、娘の養育費や教育費も必要だ。
お父さん、頑張らないといけないなー。
水曜日、四谷「おかげさん」に行く。神ちゃんと話したかったので、給料日前の水曜日だから空いていてゆっくり出来るだろうと思ったのだが、残念ながらというかお店にとっては良いことだが、結構忙しそうにしていた。毎年、お蔵さんが何件も廃業し、焼酎にも抜かれ、年々消費量の減っている日本酒業界だが、この店を見ていると日本酒の人気が下がっているとは感じない。
「来福」の藤村さんが、僕用に「本醸造」を送ってくれたというので、早く行かねばと思いつつ東北ツアーがあったりとか何やかやで飲みに行けなかった。四合瓶で2本、「ベゴニア酵母」と「日々草酵母」。「ベゴニア」が生酒で「日々草」が火入れ。米はどちらも「五百万石」の65%。
酵母違いによる味の違いは、僕の舌では分からない。ただ、「ベゴニア」は、生老ねが出ていたので、好みの酒質ではなかった。藤村さんは、「打倒 本○」の「本醸造」を目指していると言っていたが、正直なところこれでは無理そう。
火入れの「日々草」は、僅かに火当てによる老ねが感じられたが、酒質的には好み。ふと、思いついて燗にしてみたら、面白いくらいに味が膨らみ、老ねもアル臭も全くなくなった。「イカワタの西京漬け」と相俟って、口中に旨みがあふれる。やはり、良い日本酒は燗酒だなー。
金曜日、恵比寿の「酒亭 和」に行く。長尾さんが、「旨いカストリを飲んだことがない」と先日言っていたので、晃君の「喜楽」を送っておいた。給料日後の金曜日だから入れないだろうなー、と思いつつ、感想を聞こうと思い、駄目元で行ったら一席空いていた。ほぼ毎日来る常連さん用にカウンターの端がキープされているのだが、たまたま来ていなかったので僕が使わせてもらった。
「刺身は、「石カレイ」(エンガワ付き)「サンマ」(炙りと普通の刺身)「メバル」「キンメ」「ホウボウ」「アイナメ」「シマアジ」「白イカ」の十点盛り(各1枚づつ)。台風の影響で魚をそろえるのが大変だったらしいが、どれも一級品。この店の刺身は、いつも思うが居酒屋レベルではない。その辺の寿司屋など足元にも及ばない。他に「茶豆」と「塩ウニ」。
お酒は、「磯自慢 純米吟醸 中汲み」(山田錦)、「十四代 純米大吟醸 愛山」、「くどき上手 純米大吟醸 愛山」、「黒龍 火いらず」、それにカストリ「喜楽」。「磯自慢」は、まっとうな静岡吟醸だが、山田錦の米の味が乏しい。「くどき上手」は米が硬い、「火いらず」は以前のような清冽さが感じられない。
文句を言っているようだが、これらの日本酒は、いずれもハイレベルのものだけに素晴らしい酒質であることは、声を大にして言いたい。そんじょそこらの日本酒では、とても対抗できない。いわば、オリンピックのゴールドメダリスト勢揃いといったもの。だから上の不満は、ものすごくハードルが高いところでの印象。その中で「十四代」は、飛び抜けていた。
僕は、「愛山」と言う米を高木さんが初めて使った年から飲んでいるが、好きな米ではない。米が硬いし、渋さや苦さを強く感じる。重たい感じもする。高木さんの蔵以外の「酒道の会」の愛山で飲んだものは、どれもこれも僕のネガティヴなイメージ通りの酒で、わざわざ高いお金を払ってまで飲む酒じゃない。
しかし、この「十四代」の愛山は、素晴らしく美味しかった。これは、おかげさんで飲んだ、「来福 本醸造」燗酒の美味さとは、趣が異なる。焼き物で言えば、「十四代」は「柿右衛門」で「来福」は「信楽」。どちらも素晴らしい。その日の気分や肴で、どちらを飲みたいか変わる。
なお、長尾さんも「喜楽」は気に入った様子。今度、晃君と一緒に飲みに行こう。
土曜日、新しい家族を迎えに行く。名前は「Marche(マルケ)」。やんちゃなイタリアン・グレーハウンドである。愛らしいお目目が、とても可愛らしい。ケージの中で噛み付き用のおもちゃを振り回し暴れている。脚が細いので、折れやしないかと心配だが、食欲も旺盛で、ウンチもいっぱいで元気そうで一安心。まだ、ワクチンの接種がまだなので外に連れて行けないが、散歩に行くのが今から楽しみだ。この雑記もワンコのブログにしようかな。そのほうが見てくれる人が増えそうだ。
Marche君。可愛い
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