2005年5月前半

GW後半の中日、思いついて「相模灘」を醸す久保田酒造を訪問する。蔵訪問記は、いつもの所にアップしました。読んでね。

多摩センターで、防災センターの施設車で地震を体験した。震度7は、想像以上に揺れる。何も出来ない。恐いなー、と実感。

持病の神経痛がひどくて、子供の日は家で休んでいた。妻は娘を連れて公園に行き、ボートなどに乗せて遊んできた模様。昨日は、お蔵さんに行ったのに、子供の日に娘と遊んでやれなかったのが、妻には大いに不満らしく機嫌が悪い。でも、しょうがないじゃん。そんなに怒らなくても良いのに・・・。

腰が痛いので、整形外科に行った。2時間以上待たされたが、何となく腑に落ちない。来週は、妻お勧めのペインクリニックに行ってみよう。


この間輸入したコンテナにインボイスに記載されていないものが入っていたため、東京税関から呼び出されて事情説明をして来た。イリーガルなものではなかったのだが、インボイス記載外の物が紛れ込んでいたら「密輸」となってしまう。

良くある事だが、輸出者がプレゼントをコンテナに入れる事がある。これも「密輸」となってしまい、通関できないこともある。麻薬とか重火器ではないのだから良いじゃん、と軽く考えてしまうが「密輸」は「密輸」なので仕方ない。厳しいなー、とは思うが間違ってはいない。

また、日本人がイラクで捕まった。新聞では「警備会社の社員」と表現されていたが、どうも「傭兵」のようだ。日本人で、20年に亘って「傭兵」でいる人がいたとは驚いた。と言うか、ヨーロッパではまだ「傭兵」というものが存在するんだなーと妙な事に感心した。


最近どうも更新を怠りがちで、いかんなーとは思うのだが、帰宅後PCに向う気力が中々でない。ついつい休みの日にまとめて書いてしまう事になっている。で、今週も1週間のダイジェスト版。

と、言ってもウイークデーは会社と家の往復。晩酌も在庫の整理で目新しい酒は飲んでいない。いわゆる定番酒で、日本酒は「飛露喜 特別純米 火入れ」「相模灘 純吟」「鳳凰美田 山田錦 しずく取り」、焼酎は「田倉 割水」「八幡 ろかせず」「龍宮 30度」「松露 出品酒」「久米仙 30度」(泡盛)、ワインは、「モナステリオ・デ・サンターナ シラー」「エリタージュ」「リトル・ジェームス・バスケット・プレス ルージュ」。

日本酒と焼酎、ワインを大体日替わりで飲む。定番酒なので当たり外れは無く、大体においてその通りなのだが、ワインだけは例外で、今週飲んだ「「リトル・ジェームス・バスケット・プレス ルージュ」」は、状態が悪かった。造り手のサンコムは、最近巷のワイン・エンスー達に大人気の漫画で、「コート・ド・ローヌ」が取り上げられていた。僕も好きな造り手なのだが、やはりワインは開けて見なければ分からない。なので、僕は「こりゃダメだ」と思ったワインでも、基本的に3回は飲んで見る。

ちなみに件の漫画で「生牡蠣にシャブリ」が本当に合うのか検証していて、結論が”格下“の「村名シャブリ」ならば、「牡蠣」との相性は良くお互い引きたて合う、とのこと。ちなみに、シャブリの区画には19村ある。シャブリでは、ラベルに村の名前は書かれ無いのが普通だから、ここで言う「村名シャブリ」とは、単に「CHABLIS」とのみラベルに書かれたワインのことを指していると思われる。

僕は「並シャブ」あるいは単に「シャブリ」と呼ぶが、最近のワインフリークさんは「村名シャブリ」と呼んでいるのだろうか? それはそれとして、「牡蠣とシャブリ」は、フレンチの定番で、どのワイン参考書でも「シャブリ」に合う食材として「牡蠣」を上げている。また、手元にあるワイン本では、「刺身」や「生のサーモン」などにも「シャブリ」が合うと書いてあるが、いずれも「1級」もしくは「特級」の方がより好ましいとしている。漫画の結論とは、逆である(どちらが正しいのか、一概には言えないが)。

この漫画にケチを付ける気は余りないが(つまり少しあるということ)、正直言って首をひねる表現が多い。今回の「生牡蠣」でも、来週号で「マリアージュ」の理由を説明するようだが、おそらくシャブリの土壌との関連性だと想像している。シャブリ地区の畑は、石灰岩質の「キメリッジ階泥炭岩層」(キンメリジャン)がある所が選ばれている。「キメリッジ階」とは、2億年前に数十億個の貝殻が堆積してできたもの。だから、ミネラル風味に飛んだワインが生まれ、貝殻が堆積した土壌だから貝類との相性が良いのだろう。たぶん、こんなことを来週号で説明するんじゃないかなー。

シャブリの特徴は、「アロマが高くミネラルの風味が強い」ワインと言われている。これは、「シャブリ」「一級」「特級」に共通する特徴で、格が上がるに連れて「熟成力」があり、「濃密」「複雑」な味わいになる。漫画では「一級」ワインは、「果実味が豊か」で「新樽の風味」が強いので「生牡蠣」と合わないらしい。また、「シャブリ」は「果実味に乏しく」「トゲトゲした酸が強い」ため、「硬質のミネラル・ウォーター」のような風味があって「生牡蠣」との相性が良いのだそうだ。

この結論に異を唱えるつもりはない。味覚は個人の嗜好だから、作者は「硬質のミネラル・ウォーター」のような「シャブリ」と「生牡蠣」の組み合わせが好きなのだろう。ただ、「シャブリ」が「トゲトゲしい酸味」を持ったワインだと、誤解されるような表現は首をひねりたくなる。

かつて、シャブリの生産者は全て木槽で発酵させ熟成させた。それが、資金力の低下から木製の樽や槽を使えなくなり、コンクリート槽発酵やステンレス槽発酵が主流になり、シャブリから風味が消え、酸が強くなり時としてトゲトゲした味わいが生まれるようになり、それが「シャブリ」の特徴として誤って広がって行った。つまり、「トゲトゲしい酸味」は、元々「シャブリ」とは無縁のもので、「硬く」はあっても「カド」のある「とげとげしさ」ではない。無論、造り手にもよるのは言うまでもないが、「シャブリ」の個性は、間違って伝えられている。

優れた生産者がによるシャブリは、世界最高の白ワインの一つと言っても差し支えないと思う。熟成によって硬さのほぐれた特級の「ヴォーデジール」や「レ・クロ」「ブーグロ」を一度お試し願いたい。イメージしている「シャブリ」の概念がひっくり返ること請け合いです。

ちなみに、僕は「生牡蠣」には「日本酒」である。随分前に、「シャブリ」(並シャブや一級、特級」)と「生牡蠣」を数回試してみたが、生臭さが耐えられなかった。フレンチで「牡蠣とシャブリ」というのは、思うに「火を入れた」牡蠣(グラタンとか)との相性なのではないだろうか? フランスでも海辺の町でないと「生牡蠣」って余り食べないように思う。ましてや、流通の発達していない頃は、生では食べなかったんじゃないかなー? いずれにせよ、「生牡蠣」には「日本酒」の方が、日本人には良いのじゃないかなー、と僕は思う。フレンチのレストランでも、日本酒出せば良いのになー。

金曜日にとてもハイソなパーティーにお邪魔した。もちろん客ではなく、お手伝いである。とても寒い日で、吹きさらしのテラスで、ずーっと生ハムを切ってサービスしていた。オバさま芸能人の方々が大勢来られていて、加賀まり子さんとか芳村真理子さんとか、モレシャンさんとか、僕の切った生ハムを食べていた。素人の僕が、何故ハム切り係なのか自分でも良く分からないが、これが「お仕事」と言うものですねー。無論、僕に「ハム切り」を命令したボスは、パーティ会場をうろうろして飲んだり食べたり歌ったりしていた。挙句の果てに「○○さん(僕のことです)は、どこにいるの?」と、お客さん(弊社のお客さんも来ていた)から聞かれて「知らない、その辺にいるんじゃないの」と答えたらしい。知ってるくせに、聞いたのが女性だったので、教えたくなかったんだろうなー。

帰りに「おかげさん」に寄る。秋田「まんさくの花」蔵さんが、送ってくださった「こごみ」が美味しかった。久し振りに美味しい「春の山菜」を味わった。「まんさくの花」蔵さんに感謝。

土曜日、「坐骨神経痛」の治療のため「ペインクリニック」の専門医に行く。神経に直接麻酔を掛ける「神経ブロック」注射を受ける。腰に注射するので、結構恥ずかしい体位を取らされる。看護師さん若い女性だし・・・。照れる中年オヤジ、結構可愛いかも、と妻に言ったら「バーカ」と冷たい目で無視された。


今日は、「独酌会」。途中で「雨」になり「雹」も降り「地震」もあったらしいが、利き酒に集中していたので全く分からなかった。

レポートはいつもの所にアップしました。二次会にお邪魔して、帰宅後に作成したのでまだ校閲してません。家では、「鰯のマリネ」、「烏賊のフライ」を肴に「飛露喜 吟醸」を飲む(まだ飲むかー)。「鰯」が旨い。疲れている為か「お酢」が体に嬉しい。

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